2007年2月18日日曜日

モデル事務所とモデルスクール

モデル事務所とは、所属しているモデルたちの仕事を見つけて斡旋してくれるところです。その仕事で、所属モデルは収入が得られます。そしてその収入の一部がコミッションとして差し引かれ、モデル事務所の収入となります。よって、当然仕事がきそうな、素質や可能性のある人を、モデル事務所は所属モデルとして選定することになります。
一方モデルスクールは、モデルを養成するための学校ですから、授業料を支払うことになります。学校側からすれば、授業料を支払ってくれれば誰でもいいわけですから、その人がモデルの素質があるかどうかは問わないことになりますね。
モデル事務所とモデルスクールでは、お金の出入りが逆であること、そしてモデルの素質が問われるかどうか、全然異なりますので理解しておく必要があるでしょう。
モデル事務所が仕事を探す際に、宣伝として使うコンポジット・カード(モデルの撮影サンプル)の作製料は、モデルの自己負担です。しかし、仕事がとれるようになるため受講が必須として受講料を請求されたり、所属の登録料を請求されたりした場合は??? この場合は、よく状況を見極めて、時間とお金を無駄にしないように注意する必要があります。

モデル事務所を探すには

モデル事務所ときくと。なんか騙されそうと思ってしまうのは、わたしの偏見だとは思いますが(苦笑)。しかし、いいモデル事務所を探すというのは、それなりの手間暇・労力をかける必要があるようです。
モデル事務所を探す方法は、ファッション雑誌で調べたり、電話帳やインターネットで調べたり、モデルの友だちがいるなら教えてもらうという方法があります。またオーディションを開催する場合があるので、その開催情報でモデル事務所をチェックするという方法もあります。あるいはスカウトされる、というのも方法といえば方法でしょう。
どの方法にしても、巡りあったモデル事務所が「まとも」とは限りませんので、信用調査は怠らずに。モデル事務所は、モデルの仕事を斡旋するところ=モデル料を支払ってくれるところですから、やたらと出費が多いとなるとご用心でしょうね。

スーパーモデルの美しさ

スーパーモデルは美しい。いや、もともとファッションモデルですから、しかもその中でもトップクラスなわけですから、美しいのは当然なのですが。
スーパーモデルの美しさというのは、流行に左右されないところでしょうか。流行の服装、流行の容姿、流行の言葉、現代は「流行」に視点をおけば、あまりにめまぐるしく動いている世の中です。
スーパーモデルという人たちは、その「流行の」服装やデザインをデモンストレートする立場でありながら、その流行の波に流されず、どんな流行の中にいても、自分を美しく見せてしまうようです。流行がスーパーモデルにひれ伏すという感じでしょうか^^
ファッションモデルの通常の寿命は5年ともいわれていますが、スーパーモデルの中には10年以上も第一線、という人もいます。スーパーモデルという人たちは、目先にとらわない何かをもっている人たちなんでしょうね。

スーパーモデル!

モデルの中のモデルといえば、スーパーモデルといわれる人たち。モデルというだけでも煌びやかなのに、スーパーがつくと本当にゴージャスですね。
スーパーモデルという言葉が誕生したのは80年代の後半といわれています。パリ・コレなどの世界的なコレクションで活躍するファッションモデルのうち、トップモデルのことを、スーパーモデルというのが多いようですが、最近は安易に使われ易いとも。
本物のスーパーモデルというのは、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォード、クリスティー・ターリントン、クラウディア・シファーの5人、ともいわれてます。いずれもファーストネームだけで、ああ、あの人かと浮かぶほど超有名ですね。
破格の収入があって、コンスタントに一流どころからの仕事依頼があって、カリスマ性がある。単にスタイルがいい、美人なモデルなだけではないスーパーモデル、かなりかっこいいですね^^

モデルオーディションで大事なのは

モデルといっても、いろんなモデルがあります。いろんな企画・プロジェクトがあって、それにあったモデルが必要となり、そのためのオーディションということになります。
オーディションの最初の関門、書類選考をクリアして面接に行く時は、髪も服装もシンプルにしていくのがいいでしょう。そのオーディションが、あるいは事務所が信頼できるものなら、完成されたモデルよりも、今後のいろんな可能性を含んでいるモデルを望んでいるはず。お化粧も控えめにして、自分という「素材」の持つ可能性が、存分に伝わるように、心がけるといいですね。
大切なことは、自分には可能性があると信じること。自分で信じられないことを、オーディションの面接官が見抜いてくれるはずないですから^^

モデルのオーディション

モデルの第一関門ともいうべきオーディション。このオーディションに通らないことには、モデルへの道は始まらないですね。
オーディションといっても、それに受かればメジャーデビューとか、即●●のモデルと内容が決まっているようなオーディションから、モデル事務所が所属モデルを選定するためのオーディションまで様々なものがあります。
どのオーディションにしても、まずは書類選考があり。それをクリアした人が2次審査として面接やカメラテストを受けることになるようです。就職活動と違うところといえば、提出書類に、顔と全身(あるいは上半身も)の写真があることでしょうか。あと、履歴書に身長・体重・スリーサイズを明記させられるオーディションも。
モデルですから、ええ。そんなスリーサイズを明記するのをためらうようじゃ、セクハラだ!などと思ってしまうようじゃ、モデルになんてなれません、ええ。妙なところで、納得してしまいました^^;

ファッションモデルとグラビアモデル

モデルといえば、ファッションモデルを想像しがちですが、顔を含む全身のモデルだけではなく、手のモデル・目のモデルといったパーツのモデルというのもあります。また全身のモデルの場合、ファッションモデルの他、グラビアモデルというのもあります。男性雑誌には欠かせない存在のグラビアモデル、ですね^^
ファッションモデルと違ってグラビアモデルは、まず修正がききます(笑)。とはいえ、元とかけ離れるところまでは無理なので、やはりルックス・体型が重要で、かつ水着必須のため、水着が似合うことが必要です。一方、雑誌の中ですから、ファッションモデルと違って身長はそれほど要求されません。
ファッションモデルは、自分が目立つというより、服をどこまで魅力的に見せるかのデモンストレーター。グラビアモデルは、まあ、男性雑誌の購買を増やすという意味ではデモンストレーターともいえますが、アイドルに近い存在かもしれませんね。